その2.

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ワイス博士は何故症状は同じくらい酷いままなのか理解できませんでしたが、
キャサリンをさらに退行させていきました。

2歳の時のことは重大なことは何一つ思い出さず、次にこうハッキリと指示しました。
「あなたの症状の原因となった時まで戻りなさい」と。

そして、キャサリンの口から出た言葉の内容は、幼い時の物ではありませんでした。
ワイス博士はキャサリンに時代と名前を質問したところ、
「アロンダ・・・、私は18歳です。」と答え、その時の状況を話し始めました。
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ワイス博士は何が何だかわからなかったそうですが、この時が前世に退行させた
初めての時だったことは疑いようはありません。

この時の状況からお分かりかと思いますが、ワイス博士はそれまでの幼児退行催眠療法の時と
同じく、原因を突き止めて行っていたわけなのです。 そこには決して前世をめがけて
記憶を思い出させていたわけではないことがお分かりかと思います。

そして出てきた状況が「たまたま」前世の記憶だった、ということなのです。
このように実は前世退行は単に幼児退行の延長線上にあるとさえ言えます。

また、決してワイス博士は、思い出したくもない嫌な出来事をわざわざ
思い出させるような誘導をしているわけでは決してないこともお分かりかと思います。

本来の退行催眠療法として、問題の原因を探って行ったら、全く思いがけずに
出てきた記憶が前世の記憶だった、ということなのです。
これを端にワイス博士の通称、前世療法と呼ばれる催眠療法がスタートしたのでした。

(続く)

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